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マンガ

2014年10月 6日 (月)

「まんが道」 藤子不二雄A

少年時代から、自分の好きなことに 一生懸命ひたすら打ちこんで、その結果 それが仕事になり 仲間がいて 師匠がいて そして成功できたら どんなに幸せなんだろうか?
 
 
 
少年まんがっていうジャンルが「少年に夢をあたえる」ってものだとしたら、この作品は至高の傑作っていってもいいかもしれない。
 
 
 
なんせ もはやはるか昔に少年時代をすぎた僕にでさえ なんだか「夢を追いかけたい!」って気分にさせる物語だから。
 
 
 
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まんが道(1) (藤子不二雄(A)デジタルセレクション)
 
 
 
 
 
 
 
僕が、このまんがにひかれるところは つぎの3つの設定があるところなんだよね。
 
 
 
1 自分の好きなやりたいことに没頭することができて、それが仕事になること
 
もちろん まんがに没頭しているところ。徹夜の描写もたくさんでてくるけど、その徹夜さえ、羨ましい気持ちにさせるほど 一途にのめり込んでいるところ。
 
 
 
 
2 神様のような 絶対的な師匠がいること
 
もちろん 言わずと知れた 手塚治虫先生のこと。トキワ荘のほとんどの人が同じように手塚治虫先生が きっかけでまんがを書いている。
 
 
 
 
3 同じ仕事や境遇の仲間がちかくにいて助けあったり励ましあったりできること
 
兄貴分の寺田ヒロオ氏や、赤塚不二夫氏、石ノ森章太郎氏 などまんが家どうしが同じアパートにすんで お互いに刺激しあったり助けあったり 一種の「寮生活」みたいなかんじになっている。
 
 
 
 
この3つがそろっている 「トキワ荘時代」の藤子不二雄の2人は、いつみても とてもとても羨ましい。
 
 
 
 
 
 
もしかしたら これこそ僕がもとめていた青春時代だったのかもしれないなっておもったりするな。
 
 
 
でも もちろん これは漫画作品なので 触れられない部分もある。
 
 
たとえば ぞれぞれの女性との関わりや苦悩だったり、実家や親戚との関係など たぶん当時の時代の雰囲気をおもえば それなりにいろんなことがあったんだとおもう。
 
 
(※ 実際 続編ともいうべき 「愛…しりそめし頃に…」 では むしろ その「いろんなこと」のほうがメインになっている)
 
 
 
 
 
 
でも そこはあまりふれられずに 2人で少年漫画をいっしょうけんめい書き続けるっていう描写が続くんだよね。
 
 
 
それが すがすがしくて、読んでいる僕の気持ちもなんだか一生懸命なにかをやりたくなるような気持ちになってくる。
 
 
たぶん、それが なんども読みかえしたくなるような気持ちにさせるんだろうね。
 
 
 
 
一生懸命 何かにうちこみたくなるんだよ。そんな魅力があるんだよね。
 
 
 
 
 
 
一方で、新人まんが家として 波に乗りかけた2人が 「すこし休んで帰省しようか…」って話しになり そのあと 身の毛もよだつような 出来事 
 
 
「新人まんが家なのに いくつもの出版社のまんが連載を落とす(締め切りに間にあわず掲載されない)」
 
 
っていう事態のくだりは、今 読んでいても 胸が締め付けられるような苦しい気持ちになるよね。
 
 
 
あー 藤子不二雄大先生も、若い頃にはこんな大失態もあったんだなっておもえるけど、それにしても 本当に大失態なので 読んでいる方も恐ろしくなる。
 
 
 
 
 
 
 
 
まんが道のふたりは まさに「まんがの道」をきわめようとして 邁進しつづけるんだけど じゃ たとえば 僕なんかは、、、何の道をきわめようとしているのか?
 
 
いまもって よくわからないんだけど でも「何か」をきわめようとしている、、、というか 何かを成し遂げようって気持ちは どんな人でも、誰の気持ちの中にもあるんだとおもう。
 
 
 
その「なにかを成し遂げよう」としている、誰にでもあるとてもピュアな気持ちを、いつも揺さぶってやまない すぐれた作品だなっておもうな。
 
 
 
 
 
もし、読んだことがない人は ぜひぜひ一読してほしいとおもうよ。
 
 
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まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)
 
 
 
 
と、いうことで また次回!
 
 
 

2014年7月 1日 (火)

「散歩もの」 久住昌之 に学ぶ散歩のこころえ

このあいだ 「歩行者にやさしい都市」の特徴とは? ってエントリーで 「できるだけ クルマで移動したくないなぁ」みたいなことを つぶやいたんだけど 梅雨明けで夏がはじまった沖縄は 徒歩だと 汗がすごいことになる。
 
 
 
で、僕は極力自転車で移動するんだけど でも汗はかくので まぁクライアントさんのところに 行くときは ムリだねぇ。
 
 
 
僕は知りあいから ゆずってもらった 「電動アシスト自転車」で だいたい移動している。
 
 
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スタイルはイマイチなんだけど 便利なので乗り回してますよ。
 
 
 
そんなこんなで 沖縄ではなかなか「散歩」がたいへんだけど 散歩といえば 久住昌之&谷口ジロー の「散歩もの」ですねぇ(そうかな?)
 
 
 
 
 
 

 
 

散歩もの (扶桑社文庫)

 
 
 
「孤独のグルメ」コンビの 少しまえの作品だけど 原作の久住さんの決め事がおもしろい。
 
 
 
 
 
1 調べない。 「観光ガイド」や「町歩きマニュアル」など、本やインターネットを調べて出かけない。
 
 
2 道草を食う。 事前に地図は見ても、歩き始めたら、その時その時の面白そうな方へ、積極的に横道にそれる。
 
 
3 ダンドらない。 時間を限らず、その日で決めようと考えずのんびり歩く。
 
 
 
で、この漫画をかいたらしい。
 
 
 
これは もう 散歩というか 旅行みたいなものだね。
 
 
こういう「散歩のこころえ」をきめると 楽しそうだよね。
 
 
 
こんな散歩が のんびりできるといいなぁ。
 
 
 
 
僕が以前いた会社の人たちは 転勤で九州やら関西から 沖縄にきた人おおかったけど その会社の人たちといった場所とか お店とかは たいして面白くていい店はなかったね。
 
 
どうしても 転勤族で固まると ガイドブックだったり クルマからみえるところしか、行かないので 発見はないよね。
 
 
たぶん ほとんどみんな 散歩しなかったんだろうね。 
 
 
 
 
 
最近は 僕は事務所で煮詰まると 公設市場ふきんのコーヒーショップにいくことがおおいです。
 
 
歩いて行くこともあれば 自転車で行くこともあるよ。 煮詰まりぐあいによるけど。
 
 
 
最近 なぜか? 公設市場ふきんって コーヒーショップふえてるよね。
 
 
まぁ ついでに買い物なんかするわけだけど 野菜とかは いろんな人がいろんなもの売ってるので ちょっと目利きが必要かもね。
 
 
 
イイのもあれば そうでないのもあります。 市場ってそういうもんだけど。
 
 
 
 
 
「孤独のグルメ」も 来週から また新しいシリーズがはじまるよね。
 
 
 
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この番組も スタッフが「足」でさがしてくるらしいので その空気感がうけているのかもね。
 
 
 
と、いうことで ではまた次回!
 
 

2014年5月13日 (火)

「技術なき者は……去れ!」 がんばれ凡田夏之介!

 さて、今日も 雨で沖縄は梅雨まっただなかですね。 

 
 
6月には ワールドカップがはじまるので 注目はそっちにうつっていくんでしょうけど 僕はいつものように プロ野球をおっかけてますよ。 
 
 
メジャーリーグも マーくんの活躍 ダルビッシュの好投とか 注目選手がいますけど なんといっても 今年注目は 「凡田夏之介」 ですね!
 
 
 
 
 
あんまり 野球詳しくない人のために 凡田夏之介選手をかんたんに 紹介しますね。
 
 
 
 
 
 
日本では 神宮スパイダースに所属していた 左投げの中継ぎ投手。 27歳。 
 
今期から ポスティングで ボストンブルーソックスのマイナー契約で移籍。
 
メジャー入りを狙っている 注目選手、、、、、、だよ。
 
 
 
 
 
こんな人です
 
 
↓↓↓
 
 
 
 
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そうーーーなんですよ。 
 
 
 
 
 
凡田夏之介は 「グラゼニ」っていう漫画の主人公なんだよね。 
 
 
 
 
僕はこのマンガ好きなんだけど それは 野球の勝負のマンガじゃなくて 野球「年俸(給料)」マンガなんだよね。 
 
 
 
 
プロ野球選手が、サバイバルしていく、、、、つまり 給料を稼いでいくには どうしたらいいのか? って視点でかかれていて 凡田夏之介も スーパースターじゃないんだよね。 
 
 
 
 
 物語は 紆余曲折をへて なぜか 夏之介が メジャー挑戦することになっていって いまは 春先の設定で はたして マイナーからメジャー昇格なるか? ってとこだよ。 
 
 
 
 
 
 
モーニングに掲載されているんだけど 僕は 以前 話したように ダウンロード書籍 「D-モーニング」 で読んでるよ。 
 
 
 
 
 
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で、 最新号の一場面にこういうのがあった。
 
 
 
 
 
 
 
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この 「技術なき者は去れ!」って言葉はいいね。 僕は好きだな。 
 
 
 
仕事の世界で、何がいちばん大切なのか? っていうと 僕は 「技術(スキル)」だとおもうんだよね。 
 
 
いや たぶんいちばんは「運」かな? じゃ2番目かな? まぁ どっちでもいいか(笑) 
 
 
いちばん努力すべきは「技術(スキル)」ってことにしたほうが、ハッピーに仕事できるとおもうよ。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 つまり うまくいかなかったのは なんらかの「技術不足」が原因だ、、、ってすると 次にまた努力できるじゃないですか。 
 
 
 
仕事の問題は すべて「技術」の問題にしてしまったほうが 対策もとれるし 努力もできるし 自分も傷つかないよね。 
 
 
 
なんだか わけのわからない 「人間力」とか そういうのって、、、じゃ 人間としてダメだから仕事ができないの? それって 差別じゃないかな? 仕事できないことが 人として問題あるって、、、ひどくない?
 
 
 
 
違うよね。
 
 
 
 
 
 
コミュニケーションがうまくいかなければ コミュニケーション技術を磨く
 
 
人間関係がうまくいかなければ 人間関係のスキルを磨く
 
 
営業がうまくいかなければ 営業の技術を向上させる
 
 
 
資金がなければ 資金調達のスキルある人をさがしてくる
 
 
 
、、、、、、 全部 技術の問題にすることで 次の行動がでてくるよね。 
 
 
 
 
 
 
こういうのをうまくいかせるのが 僕は本当の意味での 「コーチング」だとおもってるんだけどね。 
 
 
 
 
うん。
 
 
 
 
 
 
今日は グラゼニを読んでて ちょっと おもったこと 話してみました。
 
 
 
 
がんばれ!凡打夏之介!
 
 
 
 
 
では、また次回! 
 

2014年3月 5日 (水)

沖縄の離島が舞台 怒涛のSF近未来マンガ 「ナチュン」

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 2010年4月に完結して、絶版になっていたらしいんだけど Kindleで先月復刊したマンガだよ。 
 
 
全6巻なんだけど 展開が もの凄くて 途中でぜんぜんべつの話しではないか? っておもってしまう。 
 
 
 
 
 
 舞台は 沖縄( 宮古島がベースだけど 本中では 架空の名前になっている ) で 設定は 近未来。  
 
 
伝説の科学者の謎ときをもとめて、沖縄の島にきた石井光成っていう、若い男性が主人公の物語。 
 
 
しゃべれないけど、イルカと交信できる 謎の「ドル子」との交流のはなしなのかな? っておもうんだけど、、、
 
 
だんだんあとで 宗教やら、国家間争いやら、秘密結社やら、島のひとびととの確執ヤクザやら、世界戦争やら 入り乱れて もの凄い 超ド級のSF展開になっていく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 1巻~2巻は どちらかというと 沖縄の島の、まったりとした閉鎖的なふんいきがえがかれているよ。 
 
 
これが なかなか 沖縄の離島の空気がリアルにつたわってくるんだよね。  
 
 
 
土着の民族的な「祭り」のシーンや、ブタの解体シーン、オトーリやら あと 白人(ガイジン)と島の人との距離感や 男女の性的かかわりのゆるふわ(?)感 まで 本当によくわかってかいているよね。  
 
 
 
そんな感じで ゆっくり 島で謎解きがおこなわれるかな? とおもいきや、、、、、、  
 
 
 
 
 
 
 
 なんと 3巻からは 深海での 目をそむけたくなるような収容所の、おぞましいシーンがつづく 怒涛の展開。  
 
 
 
 
そこからは また 陸にもどって サスペンスな人工知能のはなし。  
 
 
 
そして アクション映画のような 宗教や倫理、アフリカ情勢 とか なんかどんどんスケールがおおきくなるんだよね。  
 
 
 
 
 
 
 
とくに 5巻~6巻までの 内容が ちょっと濃すぎて…… ページ数が 短いようにおもうな。 
 
 
なんども 「あれ? どこか読み飛ばしたかな?」っておもうくらい 展開がはやい。  
 
 
 
 
たぶん 別の漫画家がかけば、10巻以上になったんじゃないかな?  
 
 
もっと ゆっくり展開して 説明があってもいいとおもう。
 
 
連載だったので なんか都合とかもあったかもしれないね。   
 
 
 
 
5巻~6巻で それまでの伏線の回収が、、怒涛のようにおこなわれるので そのあと何回か もとの巻にもどって 読みなおしたりしたよ。 
 
 
 
 
 
 
 
作者の「都留泰作」氏は もともと文化人類学者で、大学の准教授。 
 
 
だから 沖縄やアフリカでのフィールドワークの経験が、活かされてるんだとおもうな。  
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに また 「ムシヌユン」 っていう 南国(沖縄)、謎解き、民族学的、SF、みたいな マンガを 昨年から連載しているらしい。 
 
こちらも 追っかけてみたいね。
 
 
 
 
 
「ナチュン」は 一気読みもしてしまうし 何回も再読できる。 
 
 
 
内容濃いストーリーなので ぜひ 一読してみてはどうでしょうかね。  
(※ TSUTAYAとかでも レンタルあるみたい。確認してないけど )