2014年10月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

twitter

« 新しい仮説はチャンス! | トップページ | 問題はなにか? をかんがえていく。でないと寝そう。 »

2014年10月 6日 (月)

「まんが道」 藤子不二雄A

少年時代から、自分の好きなことに 一生懸命ひたすら打ちこんで、その結果 それが仕事になり 仲間がいて 師匠がいて そして成功できたら どんなに幸せなんだろうか?
 
 
 
少年まんがっていうジャンルが「少年に夢をあたえる」ってものだとしたら、この作品は至高の傑作っていってもいいかもしれない。
 
 
 
なんせ もはやはるか昔に少年時代をすぎた僕にでさえ なんだか「夢を追いかけたい!」って気分にさせる物語だから。
 
 
 
51yxrxx62jl_aa278_pikin4bottomright
 
 
まんが道(1) (藤子不二雄(A)デジタルセレクション)
 
 
 
 
 
 
 
僕が、このまんがにひかれるところは つぎの3つの設定があるところなんだよね。
 
 
 
1 自分の好きなやりたいことに没頭することができて、それが仕事になること
 
もちろん まんがに没頭しているところ。徹夜の描写もたくさんでてくるけど、その徹夜さえ、羨ましい気持ちにさせるほど 一途にのめり込んでいるところ。
 
 
 
 
2 神様のような 絶対的な師匠がいること
 
もちろん 言わずと知れた 手塚治虫先生のこと。トキワ荘のほとんどの人が同じように手塚治虫先生が きっかけでまんがを書いている。
 
 
 
 
3 同じ仕事や境遇の仲間がちかくにいて助けあったり励ましあったりできること
 
兄貴分の寺田ヒロオ氏や、赤塚不二夫氏、石ノ森章太郎氏 などまんが家どうしが同じアパートにすんで お互いに刺激しあったり助けあったり 一種の「寮生活」みたいなかんじになっている。
 
 
 
 
この3つがそろっている 「トキワ荘時代」の藤子不二雄の2人は、いつみても とてもとても羨ましい。
 
 
 
 
 
 
もしかしたら これこそ僕がもとめていた青春時代だったのかもしれないなっておもったりするな。
 
 
 
でも もちろん これは漫画作品なので 触れられない部分もある。
 
 
たとえば ぞれぞれの女性との関わりや苦悩だったり、実家や親戚との関係など たぶん当時の時代の雰囲気をおもえば それなりにいろんなことがあったんだとおもう。
 
 
(※ 実際 続編ともいうべき 「愛…しりそめし頃に…」 では むしろ その「いろんなこと」のほうがメインになっている)
 
 
 
 
 
 
でも そこはあまりふれられずに 2人で少年漫画をいっしょうけんめい書き続けるっていう描写が続くんだよね。
 
 
 
それが すがすがしくて、読んでいる僕の気持ちもなんだか一生懸命なにかをやりたくなるような気持ちになってくる。
 
 
たぶん、それが なんども読みかえしたくなるような気持ちにさせるんだろうね。
 
 
 
 
一生懸命 何かにうちこみたくなるんだよ。そんな魅力があるんだよね。
 
 
 
 
 
 
一方で、新人まんが家として 波に乗りかけた2人が 「すこし休んで帰省しようか…」って話しになり そのあと 身の毛もよだつような 出来事 
 
 
「新人まんが家なのに いくつもの出版社のまんが連載を落とす(締め切りに間にあわず掲載されない)」
 
 
っていう事態のくだりは、今 読んでいても 胸が締め付けられるような苦しい気持ちになるよね。
 
 
 
あー 藤子不二雄大先生も、若い頃にはこんな大失態もあったんだなっておもえるけど、それにしても 本当に大失態なので 読んでいる方も恐ろしくなる。
 
 
 
 
 
 
 
 
まんが道のふたりは まさに「まんがの道」をきわめようとして 邁進しつづけるんだけど じゃ たとえば 僕なんかは、、、何の道をきわめようとしているのか?
 
 
いまもって よくわからないんだけど でも「何か」をきわめようとしている、、、というか 何かを成し遂げようって気持ちは どんな人でも、誰の気持ちの中にもあるんだとおもう。
 
 
 
その「なにかを成し遂げよう」としている、誰にでもあるとてもピュアな気持ちを、いつも揺さぶってやまない すぐれた作品だなっておもうな。
 
 
 
 
 
もし、読んだことがない人は ぜひぜひ一読してほしいとおもうよ。
 
 
51ykrjy8rql
 
 
まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)
 
 
 
 
と、いうことで また次回!
 
 
 

« 新しい仮説はチャンス! | トップページ | 問題はなにか? をかんがえていく。でないと寝そう。 »

マンガ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1360383/57598801

この記事へのトラックバック一覧です: 「まんが道」 藤子不二雄A:

« 新しい仮説はチャンス! | トップページ | 問題はなにか? をかんがえていく。でないと寝そう。 »