新しい仮説はチャンス!
僕もよくあるんだけど、「◯◯って困ったことがあるんだけど、どうしたらいい?」って 相談されて 「それは ×× すればいいとおもいますよ」って答えたとき 「それは知ってる。他に知らない?」ってケース。
“当たり前”を実行して購買率が10倍に
JALのサイトでは2013年秋に「女子旅@海外」というキャンペーンを実施した。そのベースとなったのが過去に航空券を購入した女性客の行動分析の結果。女性同士で旅をする顧客が増えるのは「9月」で、「スマホからサイトにアクセスする」ケースが多かった。また「会員登録して日が浅い」人も多かった。
この分析結果は特に驚くものではない。「子供の学校が休みの間しか旅行できない」という制限がある家族連れに比べると、女性同士の旅は自由度が高い。海外旅行のピークを過ぎ、チケットも安くなる9月に、休暇を取って旅行しようとするのは理にかなっている。
友達同士が集まって旅行の相談をするなら、パソコンよりスマホがよく使われるだろう。ネット会員になりたてで、早くマイルを貯めたかったのかもしれない。航空会社のベテラン社員でなくても、容易に想像がつきそうな分析結果である。
しかしJALは「そんなこと知ってたよ」で片付けなかった。9月の女子旅キャンペーンの実施を決めてバナーを作成。分析結果を基に、バナーにはターゲットにササリそうな情報を盛り込み、デザインも工夫した。過去の女子旅経験者が閲覧していたサイトにもバナーを張って誘導。そんな当たり前の施策で、その層の購買率が通常の10倍に跳ね上がるという効果を得たという。
(※ 日経トレンディネットより 引用)
« ハピネスを測る「幸せになる方法」 「データの見えざる手」続編その2-1 | トップページ | 「まんが道」 藤子不二雄A »
「コーチング よくわからないこと」カテゴリの記事
- 新しい仮説はチャンス!(2014.10.05)
- 錦織圭選手の偉業と「コーチング」はあまり関係ないと思う(2014.09.10)
- 何もできないし、したがって何もしない(2014.08.22)
- コーチングの歴史(というか流れ)(2014.08.19)
- 「納得」のコスト(2014.08.15)
この記事へのコメントは終了しました。
« ハピネスを測る「幸せになる方法」 「データの見えざる手」続編その2-1 | トップページ | 「まんが道」 藤子不二雄A »
コメント