「成果」がでないのは「貢献」に焦点があたってないから
こうみえても 実はちゃんと「ドラッカー」とかを ときどきは読むのである。
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
うーむ。
なんだか ドラッガー氏も ドヤ顔で時代を感じさせる表紙だね。
で、そのなかから抜粋。
”成果をあげるためには、貢献に焦点を合わせなければならない。手元の仕事から顔をあげ、目標に目を向けなければならない。「組織の成果に与える貢献は何か」を自らに問わなければならない。すなわち、自らの責任を中心に据えなければならない。”
ちょっとした1文なんだけど とてもいろんな意味が含まれているとおもうよ。
ドラッガーの話しのアプローチは
1 現代社会では、生産性をたかめる必要があり それは皆が「知識労働者」にならなければ 生産性はあがらない。
2 生産性は「成果」によってはかることができる。ほとんどの人が組織で働くため「組織の成果」を規定し最大化する必要がある。
3 成果をあげるためには、貢献に焦点を合わせければならない。
と、いう話しの流れなんだよね。
これとても重要だとおもうんだけど 個人であれ組織であれ 「貢献とはなにか?」というと とりもなおさず 「社会への貢献」だとおもうんだよね。
つまり 利益をあげることや会社が存続すること、よりも「社会に貢献すること」というのが 個人でも組織でも上位にくる必要があるとおもう。
そうでないと 「貢献」→「成果に対する貢献」→「生産性の向上によって成果をあげ貢献する」 という 最後の「貢献」が
「経営者に対する貢献」なら、たんなる使用人だし
「株主に対する貢献」なら、これも使用人だし
「自分の対する貢献」なら、こんな人間ばっかりだったら組織がもたんし
「組織に対する貢献」なら、存在することそのものが目的の幽霊みたいな会社になってしまうし
、、、 とか 結局なにをあてはめても、どこかいびつになってしまう。
だから 「何によって組織が社会に貢献しているのか?あるいはしていくのか?」であったり 「自分が何をすることで社会に貢献していくのか?」という視点が必要だよね。
それによって 「成果」がでるわけだからね。
うん。
成果がでないのは 実は「貢献」に焦点をあてていないから ともいえるのかもしれないね。
と、いうことで また次回!
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