「型」をもつための たったひとつの重要な質問
最近 「型」っていうのにこだわってるんだよね。
たとえば コーチングするときでも あえて まず最初に
「今日は 何から話しましょうか?」
って いろんな人に いろんな場面で聞いてみるとかね。
「型」っていいかたが わりと好きなんだけど 「習慣」とか「方程式」とか「戦術」とか まぁいろんないいかたしてもいいんだけど けっきょく 「型」をたくさんもっていることが モチベーションを維持するのに重要なんじゃないかな?ってかんじているからなんだけどね。
いや、ちょっと違うな。
モチベーションが低いときでも やれるようにする 体調が万全でないときでも よいパフォーマンスがだせる、、、 そういうのは ちゃんと「型」をもっていたら ひとまず そのとおりに行動する。
そうすると 100点はむりでも 80点はクリアできれば なんとかクオリティは維持できるってことだよね。
1つは 今の理由で モチベーションやコンディションが低くても パフォーマンスを保つため。
もうひとつは
「どうしたらいいか わからないときの突破口をみつけるため」
どういうことか?
これは 僕のクライアントさんから 教えてもらったことなんだけどね。
たとえば 新しい事業をやるとするよね。
そうすると 何から手をつけていいか よくわからないから クライアントさんは 僕に聞くわけですよ。
「うまくいってるところは どんなことやってるんですか?」
それで 僕が知ってるケースだったり 調べたケースを 話すんだけど たとえば うまく言ってるケースが
「新規事業のチームは ほとんど5名以下ではじめている」
「必ず 女性がメンバーにいる」
「予算は1000万以下だけど 300万以上である」
、、、 とか そういう共通点があったるするんだよね。 そういうのを 僕といっしょに確認していきます(たとえば、、、ですよ)
そして その通りにやります。
ここが面白いんだけど 「なんで5名以下なのか?」ということは あんまり気にしないんだよね。
ただ 統計的に(まぁ たいしたサンプル数じゃないけど)5名以下が多ければ そのとおりにやるんだよね。もちろん あとで修正するばあいもあるよ。
つまり 最初は 「なぜ うまくいくのか?」って問いかけを(あまり)もたないで 「どうしたらうまくいくのか?」ってことに集中しているってことだね。
そう たったひとつの重要な質問って
「なぜ?、、、ではなくて どうしたら うまくいくのか?」
なんだよね。
やっていくうちに 「なるほど だから 5人以下がおおいのか!」っていうのがあとでわかってくる。
僕は 最初このクライアントさんのやりかたが あまりにも鮮やかなので とてもビックリしたんだよね。
それで 「おお こうやれば 誰でも すごくうまくいきやすいじゃないか!」ってすごく 興奮したよ。
で、それは 今でもかわらない。
ただ さっき「たとえば 5人以下とか」って 要素をとりだしたんだけど その要素をみつけるのがなかなか難しかったりするんだよね。あたりまえだけど。
ただ そういうのがみつかれば 型どおりにやればいいってことだよね。
要素のことを いろんな言い方するんだけど それがわりとすぐみつかるのであれば その通りやってみるっていうのは うまくいかせるコツだとおもうな。
と、いうことで また次回!
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