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2014年7月24日 (木)

あまり知られていない 成人学習の3つのポイント

以前に 「教育と学習はちがう」 「子供の教育と成人学習はちがう」 って話をしたんだよね。

 
 
 
 
 
そこで 重要なポイントっていうのは
 
 
「成人学習は、自主的である」
 
 
っていうところが1番のちがいで 子どもの教育っていうのは基本的には受動的。
 
 
だから 社会人がなにかを学習しようとするとき そこには「自主的である」必要がある。
 
 
 
 
前回も ちょっと話したけど 実は成人学習の障害は学校教育だったりする。
 
 
おなじように 成人学習の手法はもともと「自主的にとりくんでいる」という前提があるので 学校教育に そのままではマッチしない。
 
 
 
 
あたりまえだ。
 
 
 
 
だから 僕は基本的には 「子育てコーチング」とか「教育コーチング」とかはありえない という立場の人です。
 
 
 
子育ては子育てのプロのメソッドがあるでしょう。 教育は成人ではない未開発な子供にたいする手法だよね。
 
もちろん 役たつことはあるだろうけど それは、陸上選手の練習がサッカー選手のヒントになるようなもので、サッカー選手が陸上選手のメニューを中心にやるっていうのはおかしいよね。
 
 
 
 
 
 
 
 
で、「自主的である」ってところなんだけど これは 何を自主的にするべきか? というところだよね。
 
 
 
 
 
これは 「目的とプランニング、評価」を自主的にする必要があるってことだね。
 
 
 
1 「なんで この学習をする必要があるのか? に自分が答えることができる」
 
 
2 「計画をたてる能力があって 実行できるリソース(能力、時間、お金、場所、先生の手配 など)をもっている」
 
 
3 「何ができればOKで 何がおこれば失敗なのか。また、どのように評価していくのか 評価能力がある」
 
 
 
っていうのが 成人学習のポイントだよ。
 
 
 
 
実は 僕のコーチングのなかでは こういった話をしていることがおおい。
 
 
 
学習っていうのは たとえば社会人として資格をとろう、とか なにかをできるようになろう とか そういう キッチリときまったものでなくてもいい。
 
 
 
たとえば テレビみたり 新聞読んでて 「あーなるほどね」っておもったり メモとったりするのも 立派な学習だよ。
 
 
 
だから 学習っていうのは そこかしこでおこっていることで それを「学び」に変えていく(というか 顕在化していく)には 1、2、3の成人学習のポイントを意識するといいとおもう。
 
 
 
 
 
だから 勉強のやり方を工夫 って大ざっぱにとらえるのではなくて 「目的 プランニング 評価」を自分で工夫するってかんがえたほうがいいとおもうよ。
 
 
 
なんか 今日はすごくマジメな話になったよ。
 
 
ちゃんと マジメな話もできますよ。たぶん。
 
 
 
 
と、いうことで また次回!
 
 

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