採用面接とかで気づいたこと
人材の育成っていうのも まぁ重要なんだろうけど それよりも まず
「よい人材を採用すること」
の、ほうが重要だっていうのは ほとんどの人が同意できるよね。
ただ 「いい人材」とは? っていうのは なかなか難しい問題だよね。
そんななかで この話しなんか すごくクリアだとおもうよ。
(以下 引用)
伸びしろのある人は面接という時間の中でも成長する
―― 伸びしろという言葉があります。その人の将来性を見極めるのはさらに難しいと思うのですが、それはどのようにして判断しているのでしょうか。
面接は、通常1時間程度です。伸びしろのある人は、最初の5分と最後の5分を比較しても成長しています。たとえば、最初の質問でうまく噛み合わないことがあったとします。その時点でうまく質問に答えられていないことに気づき、その理由を面接の間で考え、最後には面接官の問いに対して的確な答えを提示できる人は、伸びしろがあると判断できます。逆に言えば、1時間の面接の間で成長がゼロの人は、10時間でも2年間でも成長はゼロの可能性があります。
また、採用プロセスのなかで成長する人も有望です。面接が進行するなか、1回目より2回目、2回目より3回目の面接に成長が見られる人は期待できます。人の意見を頭から否定せず素直に聞き入れる。新しいことを柔軟に受け入れる。自分にないものを取り入れようとする。そうした意欲のない人は成長できません。自分と違うものに対してどれぐらいオープンであるかという点も、見極めが必要です。
(引用終わり DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビューより)
この「面接の間でも 成長しています、採用プロセスのなかで成長する人も有望です」っていうのは 面接のときの 「よい人材」をみきわまえるひとつの解だとおもえるなぁ。
もちろん 成長したっていうのをどうやって見極めるのか? って問題があるんだけど それこそそれを考えるのが面接官の仕事だとおもうな。
ところで、、、
僕はときどき クライアント企業さんの面接、、、というか面談みたいなものに立ち会うことがあるんだよね。
そこで びっくりしたのは
「こういう仕事がしたい」
っていう人よりも
「ここで 働きたい」
っていう人のほうが 圧倒的に 一生懸命はたらいたり 定着率がよかったりするんだよね。
これは ふつうは逆なんじゃないかな? っておもったんだけど いろんな企業でいろいろなケースをみていたら やっぱり現実がみえてきて なるほどっておもったよ。
どういうことか? というと たとえば 新卒であっても中途であっても その「スキル」や「能力」を 面接でみているわけではないんだよね。
スキルや能力がある人は 面接というより 「紹介」みたいなかんじで入社してくるんだよね。
つまり 面接っていう場は 「ウチの会社にマッチするのか?」ということを ためす場なんだね。
だから まぁ 仕事内容については 圧倒的に誤解してなければ まぁよくて むしろ理解すべきは 「ウチの会社」について、、、ってことだね。
だから 「人物重視」とかわけのわからないことになるんだろうね。
それじゃぁ どういう人が面接にうかりやすいのか? というと これはとってもカンタンで それは
「その会社で働いている人と 同じような雰囲気の人」
です!
これは 本当にそうおもったよ。
だから よくいわれることだけど 「自分にあう会社や職場」ってのは ちゃんとあるので そういうのを みつけていくプロセスになるんだろうね。
こういうのは いいのか悪いのか 僕はよくわからない。
でも 現実にそうなっているってことだね。
と、いうことで また 次回!
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