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2014年5月 2日 (金)

嫌なことはひとそれぞれ

 さて ゴールデンウイークも中盤ですねぇ。 楽しくお過ごしでしょうか? 

 
 
昨日は アメとムチは間違い って話しをしましたよ。 
 
 
かんたんに どういうことか? というと
 
 
「評価システムや給与体系では 信賞必罰が公平な制度になる」 
 
「しかし おなじような「アメとムチ」では モチベーションはあがらない」 
 
 
まぁ これは ある意味 評価システムだけでは モチベーションアップのしくみをつくるのは難しいってことになるね。 
 
 
これは よく誤解されているところで しっかりとした評価システムをつくれば それでモチベーションアップがはかれるっておもわれたりするけど そうじゃないよ。 
 
 
もし そうだったら 歩合制の会社はすべて大成功するし、会社の上位職の人はみんなモチベーションに溢れてることになるよね。 
 
 
そんなにカンタンなものじゃないよ。 
 
 
 
 
 
で、今日は 「罰や脅迫でコントロールできない」って話しをしたいとおもう。 
 
 
 
 
罰や脅迫っていうのは そのものが 嫌なことだよね? 
 
 
だから たとえば 営業成績があがらなければ 給与ダウンだ! とかになると ダウンになりたくないので 営業ガンバルだろう、、、、、、っておもうよね。 
 
 
 
 
 
でも いわゆる「嫌なこと」っていうのは 人それぞれなんだよね。  
 
 
 
 
 
 
たとえば 不良が 学校の校則をやぶるのは やぶることによって不良としての意義(?)が果たせるからだよね。 
 
 
つまり 校則やぶっても そのデメリットよりも 不良としての本懐が果たせるので やぶっておこられても 気にしないよね。 
 
 
 
つまり 一般的に「嫌なこと」であっても それが必ずしも誰にでも ストッパーになるわけではないってことだよ。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 あと1つは 「罰や脅迫」は それが続いているあいだは 効果があったりするけど なくなれば 元に戻るってことだよ。 
 
 
だから 怖い先生がいるときは 静かにしてても いなくなれば騒ぎ出す生徒のようなものだよ。  
 
 
常に監視しないといけないので 手間がかかるよね(コストがかかる)
 
 
 
 
こうなると とても「モチベーションをあげている」とはいえないよね。 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょっとまとめると 
 
 
「罰や脅迫は 人それぞれなので 罰則が有効にはたらくとは限らない」 
 
 
「続いているあいだは 罰や脅迫に従うが なくなれば 即座にもとに戻るので つねに監視しないといけない」  
 
 
 
 
 
 
 
 
罰や脅迫っていうのは 効く人には 即座に効くので すぐにつかわれやすい。 
 
 
でも ずーっと監視や管理しないといけないし 罰則にならない程度のパフォーマンスになることがおおい。 
( 60キロ制限だったら だいたい60キロぐらいでみんな走る ) 
 
 
だから モチベーションをあげるものにはならないってことだよ。 
 
 
 
 
 
「これができなかったら、罰としてこれね」って 飲み会の罰ゲームみたいだけど そういうもので モチベーションは喚起しないよ。  
 
 
では、また次回!
 
 
 

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