たぶん、余計なお世話
さて、今日も昨日のつづきを 話していきますね。
昨日のイソップの「北風と太陽」の2つの意味なんだけど
「罰や脅迫で人をコントロールするのは、最終的にうまくいかない。人はなんらかのメリットの期待で行動する」
という意味と
「説得や気持ちの変化、内部での納得によって行動がおこったのではなく、外部からの反応によって 行動が変化する」
という2つの意味で 行動工学的だって話したよね。
今日は その続きで まず最初の1番目について 今日で話せるところまで話してみるね。
まず その前に ビジネスの場で人材育成をするためについて必要なことについて話してみたい。
社員のモチベーションアップとか、できない社員をできる社員にする、とか「人間」をあつかうっていう気持ちがすごくあるとおもうんだよね。
だから、「そもそも人間は、、、」とか「人というのは、、、」って 大げさな話しになるよね。
でもね。
そもそも 「うまくいかない仕事をうまくいかせるようにする」っていうのは 人間変革みたいなことが必要なんだろうか?
うまくいかせればいいのではないか?
いや、倫理的に問題があったり、法律をやぶったりするのはイカンよ。
でも 仕事がなかなかうまくいかない = 人間的に問題がある っていうのは どうかんがえてもおかしい。
これね、ここだけ話すと 「たしかにそんなバカな話しはない」っておもうけど 実態はこうなってるんだよね。
仕事がうまくいかない = 人間的に問題がある
「仕事をうまくいかせようとする意識がない」
「積極的な姿勢がみられない」
「仕事にむきあう心が、なってない」
、、、、、、
だから その人を改革するような研修をうけさせたり 「心を見つめる」ありがたい話しをきかされたり なんやかんや、、、
おかしいよね。
もし 「仕事をうまくいかせようとする意識がない」のであれば 「仕事がうまくいったときのおもしろさ」とか「うまくいったときの快感」とかを、本当の意味で体感させないといけないよね。
すこしずつ「うまくいかせようとする意識」を育てないといけないよね。
そのためには まず なによりもうまくいかせないといけない。
そうなると 話しはここにもどってくるんだよね。
つまり 一見 仕事がうまくいかないのは その人の内面に問題があるようにみえる。
でも それはその人の過去のよくない体験
「仕事がうまくいかない」
「仕事が面白くない」
「仕事をうまくいかせても、あまりいいことがない」
、、、のようなものによって その人の「内面」がつくられている。
だから それを払拭していくには 仕事をうまくいかせる という体験をたくさんつむことによって 変化させていく必要があるよね。
うん。
ここには その人の内面に問題があったとしても 直接その人の人間改革とかは一切必要ないよね。
仕事がうまくいくことが 続いたりすることで 結果的に 頑張る気持ちがでてきたり 一生懸命やろうという意識がでてくる。
だから それをやらないで 直接「人間」にたいして 人間改革だったりマインド研修だったりってのは 意味がない。
僕は そんなのは 余計なお世話だとおもっているよ。
人間改革だったり、マインドが育まれるのは うまくいったあとだよ。
、、、とか いってると 長くなってきた。
と、いうか 最初の説明にまだ、いきついてないぞ(笑)
しかたない、、、 この続きは、また次回。
では、また!
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