あなたの仕事の何がおもしろいのか おしえてください
ここんとこ、「教育」とか「学習」とか、そういうネタがつづいてるんだけど 今日もそれ系のネタで話してみるね。
僕がコーチングをしているときに、クライアントさんによく聞く質問があるんだけど、それは
「あなたの仕事の何がおもしろいのか おしえてください」
って質問なんだけどね。
これは 別に「あんたつまんない仕事しているね」って文句いってるんじゃないよ(笑)
何を意図しているかというと
「自分自身は 仕事の何に興味や、面白みを感じているのか?」
ということを 再発見してもらうためなんだよね。
コーチングっていうと、なんとなくモチベーションをあげるための方法みたいにおもわれる。
その 「モチベーションをあげる」 という言葉のなかに 「あんまり面白くない仕事を、いかにやりたくするか?」 ってニュアンスが 含まれている気がするよね。
つまり やりたくないことを、いかにやれるようにするのか? みたいな なんとなく修行くさいかんじがあるよね。
でもね。
そもそも 「やりたくないこと」 だと やっぱりどこまでいっても やりたくないことじゃないかな。
そんな やりたくないことを 会社とか上司から「コーチング」されてモチベーション高められるのは嫌だよね? (そんなことが可能であれば、だけど)
僕の好きな、「思想家」? 情報建築家の リチャード・ワーマン が 学習について こうかいている。
「学習とは何がおもしろいかに気づくこと」
(※ 「情報選択の時代」 より )
僕は この一文が モチベーションをあげるための方法 すべてをあらわしているとおもっていて 「興味をもつこと」がないと 仕事でモチベーションってあがらないとおもう。
「興味をもつこと」と「モチベーションプログラム」は クルマの両輪だとおもっているんだよね。
たとえば 興味だけでなくて モチベーションプログラムとして、報酬制度がリンクしていたりってことだよ。
だから 学習をよりすすめていくには 「興味をもつこと」というのを支援する必要があるよね。
だから 「どうしたら よりよいモチベーションプログラムを作れるか?」ということだけをかんがえるんじゃなくて 「面白みとか興味とかを 発見できるようにする」というのが重要だよ。
やっぱり 「熱中できる」くらい一生懸命やっている人には かなわないよね。
それが「学習」につながるんだとおもうな。
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