よいチームをつくる「重要な3つのコツ」とは?
往々にして、
「あいつらが問題なんだよな」
とか、
「あいつらがしっかりしていないから、ウチは……」
とかいうことは 「あいつら」といっている時点で、個人の問題じゃなくて、組織の問題だったりする。
要するに 組織の問題解決方法が、よくわからないので 責任者だったり、個人だったりのせいにしているケースが多い。
大きなわくでいけば、たしかに「責任者」が組織の責任をとらないといけないんだけど たいていは その人がどうやっていいかわからなかったりする。
だから、責任者を問い詰めても いつまでも問題が残るってことになるよね。
組織の問題を、個人のパフォーマンスでのりきろうとするのはムリがあるよ。
あと、よく誤解されるのが、
「よき個人」 + 「よき個人」 + 「よき個人」 + …… = 「よき組織」
という 典型的な誤解。
だから
「よき個人」 + 「よき個人」 + 「イマイチ個人」 + …… = 「イマイチ組織」
って なった場合 「イマイチ個人」が糾弾されるんだけど 「イマイチ組織」になっている原因は 「イマイチ個人」がいるからではないよね。
まぁ 「イマイチ個人」はとうぜん、がんばらないといけないけど 「よき組織」になっているのは 「よき個人」があつまっているからではないよ。
つまり 「よき組織」にするためには 「よき個人」をそだてるのではなくて 効果的な組織をつくるための設計や環境整備が必要だということ。
それと、もうひとつ「よき組織」って
「今、何を目指しているんだっけ?」
っていうのを おもいだす機会がたくさんあるひつようがあるよ。
1回くらい、みんなで話しあっても すぐ忘れるので何回も機会がひつようだよ。
僕は チームビルディングの講師だったり チームのコーチングなんかも依頼されたりする。
だけど 「どういうチームが理想的か?」というのは 本当にいろいろで たくさん調べたりしたけど 決めてになるものは なかなかない。
かんがえてみれば 当たり前で これは 「理想の人間とは?」とか「理想の人生とは?」とかいうものとおなじで 千差万別なんだよね。
だから いまのところ 「よいチームをつくるには?」という決定版の方法っていうのは なくて いろんな方法があるって状態。
そうはいっても チームのパフォーマンスをあげることを依頼されているわけだから なんとかしないといけない。
その中で ちょっとコツみたいなものは わかってきたので 大公開します。
( 嘘 たいしたことない )
( 嘘 たいしたことない )
実は とっても重要なのが これまでに書いた
1 「組織の問題が、個人の問題になっていないか?」 を検証しないといけない。
個人のパフォーマンスだけで、組織の問題はのりきれない。
2 「よき個人」 + 「よき個人」 + 「よき個人」 + …… = 「よき組織」 というのは 間違いである。 組織のルールや枠組みの整備によって、同じメンバーでもっと成果がでる方法があるはず。
3 我々は、「あれ?そもそも、何を目指していたんだっけ?」って すぐに忘れてしまう集団である。
という 3つを チームメンバーが合意し、何度も確認しあう必要があるってことだよ。
この 3つを守る……っていうよりも この3つに関して 何度もたしかめあいながら すすめていくことが 「チームビルディングのコツ」なんだよね。
だから この3つの条件に納得出来ないメンバーがいたら、 まず この3つの条件を納得するところから はじめないと なかなか効果的なチームができない。
そして その場では納得していても たいていは途中でわすれたり わかんなくなるから その都度 思いだしたり、妥当なのか話しあったりしないといけない。
この3つは とても重要なコツで これが無いまますすめると 長期的に成果をあげていくことはとても難しくなる。
だから この3つのことを 何度も確認しあう必要があるよね。
それ以降のすすめかたとかは、世の中にあるいろんな方法を アレンジしてつかっていくことになるね。
くれぐれも 誰か個人のせいとかリーダーとかのせいだけにしても 問題は解決しないからね。
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