乗りこえるべき、「トランジション」とは?
いわゆる「ミドルマネージャー(部課長クラス)」という層に、コーチングするとき 何を身につけないといけないのか? という話になることが とても多い。
と、いうか 一般的な 身につけないといけないものっていうのは たいていの人はだいたいわかっているね。
ただ、それが 本当に苦労して身につけて じぶんやら 組織やらに 役に立つのか? というところが イマイチ納得してない。
だから勉強会とか 研修にででも 「なるほどね」とはおもうんだけど 仕事に活かすっていうレベルまではいってないね。
僕がコーチングやっていて けっこううまくいった例がある。
1 最初に 目標なりノルマなりを達成するのに 何を身につければもっとうまくいくか? ということを話あったこと
2 次に 「身につけること」によって 成果を出すように 設計したこと
1,2とも ふつうにみえるけど ちょっと違うんだよね。
つまり 「自分がもっているやり方で 目標を乗り越えること」を 禁じて 「新しいやりかたで 成果をだしてもらう」 ってことを手伝ったんだよね。
こうすると 新しいやり方を身につけつつ、成果も出す っていうのが可能になるので やりやすい。
「身につけないといけないこと」が、明確であって そのニーズがあきらかでも やっぱり ほっとくと 今までと同じ方法で のりこえようとするんだよね。
そこを ちょっと手伝う必要があるね。
これは 「トランジション」といわれる 転換点や踊り場にきているマネージャーを 次のレベルへひきあげる手法だよ。
あー今 これは転換点なんだなって 本人もコーチ側も認識することが ポイントだよ。
だから ほっとくと、研修うけたのになんにもならないってことは ふつうだってことを理解する必要がありそうだね。
会社や組織の中でも ミドルマネージャーってとても重要なポジションだから、大変だけど チーム全体の効果はあがるので やっておくべき方法の1つだとおもう。
« 成果報酬でモチベーションはあがらない(あたりまえだろ) | トップページ | 最新ソチオリンピックより「メンタルが失敗の原因ではない論」 »
「コーチング」カテゴリの記事
- どんなコーチングをやっているか?秘密を公開します(2014.03.13)
- 感情のコントロール(その3)(2014.03.12)
- 感情のコントロール(その2)(2014.03.11)
- 感情のコントロール(その1)(2014.03.10)
- 「社会人基礎力」を格段にあげる方法(昨日のつづき)(2014.03.03)
この記事へのコメントは終了しました。
« 成果報酬でモチベーションはあがらない(あたりまえだろ) | トップページ | 最新ソチオリンピックより「メンタルが失敗の原因ではない論」 »
コメント