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2014年1月25日 (土)

紀子の食卓

別にたいした意味はないんだけど、なんとなく未見だったので DVDでみたよ。

 

 

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映画監督って 2種類いるっておもってるんだけど 1作1作が完全に独立している人と ぜんぶで長ーーい映画を取っているような人といるんだけど 園子温監督はどっちなんだろうか?
 
 
 
正直 僕はよくわからなくて それは園子温監督が、かなり寡作だからなんだとおもうな。
 
 
 
「希望の国」なんか ものすごくタイムリーな物語なんだけど せまってくるものは 「愛のむき出し」とか 「「ヒミズ」  とかだけど たとえば 愛のむき出しもヒミズも何回みても感動は同じものがせまってくる気がする。
 
 
でも、「冷たい熱帯魚」とか「希望の国」とかは、ジャーナリスティックなセンセーションはあっても また観たいか?といわれると そうでもないな。  
 
 
 
 
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で、この「紀子の食卓」は、題材がセンセーショナルなだけあって やはり今見ると「ふむふむ」という感じで 正直ちょっと「今、観る映画」ではない気がしたな。  
 
 
 
 
 
 
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ストーリーは、カンタンにいうと 
 
家族との関係や自身の現状に違和感を感じていた女子高生・紀子(吹石一恵)は、あるサイトにのめり込み東京へ家出する。
 
サイトの主宰者と出会った彼女はミツコと名乗り、レンタル家族の一員となる。
 
 
そのころ起きた女子高生の集団自殺に紀子の手がかりを見出した妹も家出。
 
その後母が自殺し、残された父親は(光石研)娘たちの消息を追う。 
 
 
 
 
 
まぁ その結果 わりと例によって救いようがない感じになるんだけど 家族関係の虚構性みたいなものっていうのは 少しまえなら テーマとしてありだとおもうんだけど 3.11のあとでは まぁ 今取り上げるテーマ ではないかもね。  
 
 
 
 
 
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ただ 例によって 女優陣の演技はすばらしい。
園子温監督の女優の撮りかたって 毎回ほんとうに 女優の良さを引き出しているとおもうな。
 
 
吹石一恵、吉高由里子、つぐみ とか 3人ともこの映画が最高傑作ではないか?
 
 
それだけでも 見る価値あるかもね。 
 
 
 
下は 園子温監督の若かりしころの「東京ガガガ」というパフォーマンス。
 
 
これも 面白い。
 
 
 
 
 
 
   
 
 
 
 
 
 

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