「うまくいく理由」と「うまくいかない理由」
なんか ふと気づくと 1ヶ月以上もブログを更新してないじゃないですか!
原因は なんとなく忙しくて そのままになっていましたよ。
って 理由になってないか。 もう少し頻繁に更新しますね。
最近は、僕は企業研修がおおいんだけど、その中で気づいたことについてかいてみる。
僕の知り合い、、、、というか知り合いの知り合いになるとおもうんだけど
何年か前に
「おれは 日本一になる!」
とかいって 事業をはじめた人がいる。
いや、「いる」というより「いた」といったほうがいいかもしれない。
もちろん ご多分にもれず 現在は日本一でも それどころか 街一番でもなく 泣かず飛ばずなわけだけど なぜ彼は「日本一」になれなかったのだろうか?
一番の理由は そもそも「日本一」になる妥当な理由がなかったことだとおもう。
たとえば オリンピック日本代表に選ばれるには 何々大会で1位とか あるいは 何年か連続で上位に入っているか それとも 新人だけど他を圧倒する成績をおさめた とか周りからみて
「まぁ 可能性としてはあるだろうね」
と見えるものがないと選ばれないだろう。
同じように ビジネスとかでも 商売がうまくいくには それなりの理由があるはずだ。
たとえば 1番の技術じゃなくても かなりすごい技術があるとか、似た業界でかなりの成功をおさめたとか、一緒にやる相手がお金をたくさんもっているとか いろいろだとおもう。
つまり
「そういうことだったら 可能性としてはあるかもしれないね」
というものがないと うまくいかないとおもう。
それで とくに一番うまくいかないのは
「これは おそらく誰もやっていないので うまくいくかもしれない」
という場合。
僕の周りではこれで失敗している人はとても多い。
これは 誰もやっていないのは やっていない妥当な理由があるわけだ。
だから誰もやっていないわけですよ。
あるいは 誰も続かない。
それが なぜ? 自分にだけはできる!と思えるのだろうか?
これは 結構 世の中をバカにした考えだよね。
誰もやれていないけど 自分ならできる
って なぜ ほとんどの人ができないのに あなたはできるの?
できないのは 世の中の人があなたより劣っていて、気づかなくて バカだから?
たぶん そんなふうにおもっているのかもね。
誰もまだやっていないから、うまくいくだろうっていうのは 世の中をバカにした典型的な失敗パターンだよね。
うまくいく場合は 「誰もまだやっていないから」ではなくて」
「仮に誰かが同じことをやったとしても 他よりも優位なところがある」
というのが うまくいく理由なんだよね。
そう考えると やっぱり 自分のことなり 企業なり 優位性って大事で そこがはずせないポイントなんだとおもう。
コーチングで話す内容っていうのは やっぱりそこに焦点をしっかりあてるべきだ。
って 最近 すごく強くおもっています。
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