「ダブルチェック」でもミスが起こる?
一般的に 「業務ミス」というのは 一定確率でおこるもので そのため重要なものは 1人の人が管理するのではなくて 2人以上の複数の人が確認をする。
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一般的に 「業務ミス」というのは 一定確率でおこるもので そのため重要なものは 1人の人が管理するのではなくて 2人以上の複数の人が確認をする。
最近は、
「ノマドワーカー(笑)」
とか ほとんど物笑い的な状況になっているノマドですが、一時期僕も、ノマド的な仕事ができないか? とおもって さまざまな方法をためしたときがあります。
これが 本質中の本質なんだよな。
筆者 ここ20年、管理職はプレイングマネジャーであることが求められる傾向が強い。プレーヤーとして大量の仕事をこなす一方で、マネジャーとして部下の育成や管理をすることが求められます。
部下をうつ病に追い込む管理職を取材して感じるのは、プレーヤーとしての力が高くないことです。この人たちは実は、マネジメント以前のところでつまずいている。人事コンサルタントらが指摘するような、マネジメント云々の問題ではないと思います。
A氏 部下を追い詰めるのはまさしく、プレーヤーとしての力が足りないからだ。人を育てるだけの力も経験も乏しく、人格も一定水準のところまで出来上がっていない。印象ではあるが、得てして幼い。
(中略)
筆者 なぜ、部下を追い詰めるのでしょう……。
A氏 「なぜ、あなたはできないのか?」と詰め寄るのは、前回話したように、マネジャーがそのできない理由を本当にわかっていないからだ。自らがその仕事を繰り返し、一定水準以上にできるならば、こういう問いにはなり得ない。
こういう管理職はプレーヤーとしての経験が未熟で、「仕事の再現性」がない。たとえば、社内で広告制作のコンクールがある。100人以上の部員が参加し、ポスターなどをつくり、それを社外の専門家が審査する。
部下をきちんと育成するマネジャーは、数年の間に3~5回繰り返し受賞する。私もそのくらいの数を受賞した。しかし、部下をうつ病に追いやったマネジャー数人は、受賞経験がなかった。
筆者 繰り返し賞を獲得できる人は、日々のプレーヤーとしての仕事のレベルも高いでしょうね。
A氏 そうだと思う。たとえば、広告づくりを高い水準でできたならば、その理由をしっかりと把握できる。「ここがこのようによかった」と。できなかった部分も含め、明確に捉えている。この人たちに規範意識があるとすれば、強烈な職人意識があり、それをひたすら高めようとすることだった。
だからこそ、同じようなレベルの仕事を3回与えられたら、そのいずれにも高い水準で応える。これが、「仕事の再現性」があるということ。再現性のある仕事を大量にこなし、あらゆる仕事の引き出しやノウハウが無数にある。一方で、大量に失敗も経験している。
だから、部下がどこに行き詰まっているかが、手に取るようにわかる。これこそが、プレーヤーとして優秀であり、部下を育成でき得るマネジャーになる資質だと思う。
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