「やらないよりやったほうがいいこと」をナメているすべての人たちへ
あたりまえとおもう人は 多いとおもうんだけど そうでない人にとっては結構 習慣になってないのが 仕事やプロジェクトにとりかかるときに
「何をもって成功とするのか?」
という評価方法をはっきりしないで はじめるケースってけっこうおおいんじゃないかな?って感じてる。
これは かなり重要なポイントで とくに営業やマーケティングの施策って
「やらないより やったほうがいいでしょ」
ってことばっかりなんだよね。
だから わりと思いついて すぐできることだったりすると
「とにかく やってみよう。 どうするかはそのあと!」
とか いかにも ポジティブで正しい行動のようにみえるけど これは、典型的な優先順位をかんがえない マズイやり方で 場合によっては そういう体質が理由で ブラック企業化する場合もあるよ。
考えすぎて動けないっていうのも マズイけど
「やらないことより やったほうがいいこと」
を 片っ端からやっていくっていうのは 要するに 戦略がなにもないってことなんだよね。
この「やらないより やったほうがいいこと」をナメちゃいけないよ。
基本的に ヒマでヒマでしようがないという、職場はないので ( そうだとすれば もっとマズイ ) なにか新しいことをやるということは 何か今までやっていたことをやらなくなる という決断なんだよね。
確実に何かは やらなくなったり、するわけで 結局はそれが原因で うまくいかなくなることもよくある。
だから 新しいことをやることによって 「何が得られる期待値なのか?」ということをかんがえて 今やってることを てんびんにかけて どっちをやらないのか決めないといけないよ。
そう考えると 「評価方法」をはっきりさせる すなわち「何がこのプロジェクトの成功なのか?」を しつこく決めておく必要があるよね。
そうじゃないと 何が正しいことなのかわからなくなるから。
これは 仕事だけじゃなくて プライベートなんかでも とても重要だとおもうよ。
ちょっと まとめてみる。
1 プロジェクトをはじめるときには 仕事でもプライベートでも 「評価方法」をはっきりさせる。
2 同時に 新しくはじめるときは 何かをやめる。 そうでないと「ブラック化」する。
3 「やらないより やったほうがいいこと」にすぐにとびつくと 優先順位がわからなくなってしまう。ナメてはいけない!
ということですね。
当たり前といえば 当たり前なんだけど コーチングやっていて、最近この指摘をするケースがとても多かったので 書いてみました。
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