なぜ、僕は心理学と距離をおいているのか?
僕は コーチングすることを仕事にしているんだけど、 「じゃ何のコーチングをしているの?」 って聞かれると けっこう困ったりする。
ビジネスコーチングっていったりするんだけど 「ビジネス」っていっても 広すぎるよね。
んで 最近よくつかっている言葉が「パフォーマンスコーチング」っていってる。
要するに 僕がかかわるのは 「ビジネスでの その人やチームのパフォーマンスをあげること」なんだけど。
まぁ パフォーマンス以外に 何あげんのよ?って ツッコミもあるだろうけどね(笑)
とくに 誤解されているのが 僕自身が何か心理的なマジックのつかい手で(笑)その手法を駆使して なにか カウンセリングごとき方法で 相手をめざめさせて やる気にさせる、、、、、、、 みたいなことを やっていると誤解されることがある。
いや よくある。
僕自身は はっきりと いわゆる一般的な心理学的手法から距離をおいている。
なぜなら 一連の民間療法的な 心理学的手法に ひとつとして納得できなかったからだ。
僕自身が コミットしているのは HP にも書いてあるけど 行動科学の手法で それも認知行動療法のような 折衷案ではなくて どちらかというと BFスキナーの原理主義的(?)行動科学に近い。
(B.F. Skinner)
なぜ? 心理学でなく 行動科学なのか? その違いって何?
まず この2つの違いは いろいろあって 一言ではとても 僕ごときが偉そうにいえないんだけど 一般の人がおもっている心理学っていうのは これはトンデモ心理学みたいなもので ほとんどが 再現性に乏しく 効果も懐疑的だ。
実際 僕が知っている大学の心理学の先生は ほとんど統計とか実験とかやっているし 「こうすれば 人は魔法のようにこう動く」みたいなことは ぜんぜん話にもでない。
僕が 行動科学にコミットしているのは なにより ビジネスの世界でその手法がきわめて有効にはたらくからだ。
そして その方法は シンプルなんだけど 運用するのは少しコツがいる。
慣れるまでは ちょっと難しくかんじるとおもう。
なぜなら、 いままでの常識とちょっと違うから。
ただ それは 実は広告業界だったり、建築業界だったり、経済の世界では ふつうに運用されていることなんだけど こと「人の育成」にかんしては なかなかうけいれられるのが難しい。
だから それをうまく運用しやすい形にして インストラクター兼演奏者みたいな役割で コーチングをやっている。
だから 行動科学→行動マネジメント→行動マネジメントによる人材育成 → パフォーマンスコーチング っていってるんだけどね。
これでも わかりにくいなぁ。
でも ちょっとしばらく 何回かブログでこのことについて書いてみる。
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