基礎学力が不足している! 「読書の技法 佐藤優」
すこしまえに 週間 東洋経済で「読書の技法」って 特集やってて それに 佐藤優氏が 怖ーい顔して 載っていたんだけど そこに書いてあるリストって 凄く興味があった。
でも、なかなか 高くてむつかしい本がならんでいて どうやってこういう本をよんだらいいんだろうか? ってかんがえてたんだよね。
実際 勉強会なんかやっていて いつも痛烈におもうのが 自分自身の教養のなさ というか アカデミックな知識の極端な不足なんだな。
学者じゃないから 専門家になるほどの知識は必要ないんだけど でも論文やある程度の学術書は通読できるくらいの 知識がないと ちょっと困る場面がでてきた。
かといって、どこから手をつけたらいいのかわからなかったんだけど これは 明快な回答がでてて もうけもんの本だった。
これは 本家本元? というか 雑誌連載の記事が 本になって その本のプロモーションで さらに雑誌の特集をくんだという なんか 相互乗り入れ的な よくわからないアライアンスで できた一冊 「読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門 」って本。
この本 すごく売れてるみたいなんだけど 読んでみて すごく明快にわかったことがあったんだよね。
それは
「速読するには その分野の知識が たくさんあることが必要になる」
ってこと。
つまり はやく読めるには だいたい本をパラパラとみて 当たりというか 勘どころというか そういうものを 速くみつけるだけの 基礎知識が必要ですよ ってこの本にかいてあったんだよね。
考えれば あたりまえなんだけど 巷の速読法が なんかテクニック偏重というか それつかって 結局 身につく読み方なのか? って おもえてたのは 基礎知識がないままの読書に 疑問をかんじていたから なんだよね。
あと 月に300冊とか 佐藤氏は よんでるそうなんだけど 熟読するのは 4冊〜5冊だそう。
つまり 我々が 速読が なかなかできないのは当たり前で じっくり読みたい本しか 買わないからってことだね(笑)
まぁ んで、その基礎知識をつけるには どうするのか? というと これも 明快で だいたい高校レベルの教科書や参考書を つかうと良いと 書いてある。
本文では これだけじゃなくて 具体的に どの教科書がよくて どの参考書をどんなふうにつかうのか 詳しくかかれているよ。
一応 僕も大学でてるんだけど そもそも 中学レベルが 100%理解できたから 高校いって 高校レベルが100%できたから 大学いったわけじゃない。
本文では 有名大学卒の人でも 基礎学力に欠損があるので 早めに基礎を固めよって書いてある。
当たり前なんだけど レベルが高い学術書をよむには 基礎知識が必要で それには まず 高校レベルはおさえておかないと 読めないよ ってことだね。
なるほど わかりやすい。
勉強しよ。 センター試験でも うけてみるかね。うけんが。
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