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2012年1月

2012年1月27日 (金)

「コーチ」という仕事の まっ赤な嘘と本当のこと

最近は あんまり聞かれなかったんだけど、年末年始とかで 親戚関係とか 久しぶりに会う友人とか 後輩とかに あうと 

「コーチングとかコーチとかの 需要って あるの?」

とか

「コーチの仕事って何?」

とか 聞かれたりするんだよね。

 

 

面倒くさいときとかには、

「いや それが 最近はそういうのも アリなんですよ」

とか

「まぁ なんとか 頑張ってますよ」

とか いうんだけど これは 適当に答えているだけで(笑) ウソといっても過言ではない。

 

ぜんぜんよくわからない人が 聞いてくるぶんには よくわかる。

つまり、

「それで 本当にしかるべき 収入を得ているのか?」

というわけだよね。

 


これは なかなか面白い質問で、この質問に答えるとすれば 

「コーチとしての直接のギャラもあるけど それ以上にその周辺の仕事のほうが 圧倒的に収入の割合をしめている」

というかんじになるとおもう。

 

 

 

そもそも コーチングの「コーチ」とかいう 職業はない。

これは 昔はなかった ということではなくて 今も無いし これからもないとおもう。

 

 

だから 「プロコーチ」という言い方も ちょっとおかしい。
( でも 僕もつかうけど(笑) )

でも これが わかっていない 「自称コーチ」という人は けっこう おおいと おもうよ。

 


「コーチ」というのは仕事なんだけど 職業じゃないんだよ。

 


たとえば 「思想家」とかいう職業はないよね。

 

でも 思想家とよばれる人は 実際にいて その人たちの 仕事は「思想を追求すること」ではあるけれども 職業は 「大学教授」だったり「作家」だったりするよね。

 

「政治家」とかも なんか職業みたいになっているけど 本来は仕事であって 職業は「会社役員」とか「弁護士」とか「タレント」とかだよね。 実際 そうだよね。
まぁ 人気政治家は それでも結構稼げちゃうけど。

 
 

だから 「コーチングの需要ってあるの?」って聞いている人は 職業としてのコーチは成立するのか? と聞いているわけだよね。 

それは

職業としての「思想家」とか「政治家」とかは 成り立つのか? 儲かるのか? 

と きいているようなもんで それは ちょっと違うかんじがするよね。

 
 
 

ごく まれに 思想の本を書いてそれだけで やっていける人とか 実家の援助をうけて 政治活動だけで やっていける人とか もいるだろうけど 「コーチ」ってそんなたぐい と同じなんだよね。 

 
実際 コーチング会社で働いている人は 職業は「会社員」であって 仕事は「コーチ」だしね。

同じように 僕の職業は 「経営者」「コンサルタント」「研修講師」で 仕事のひとつに「コーチングをすること」というのがある ということですね。

 

 

 

つまり 「コーチ」という仕事は メタ職業とでもいうべきものであって 仕事ではあるけど 職業じゃないよ。

 

 

だから 思想家が 大学教授や作家をやっているように 僕もコンサルティングとか研修とかの割合もかなり大きいんですよ というのはそういうことなんです。

これが 本当のことなんだよね。


 

つまり ちゃんと別に 「大学」とか「会社」とか「実家」とか「夫(妻)」とかのスポンサーを見つけるか、もともと持っている自分自身の商売とか が大きなキャッシュポイントになるわけですよ。

そういうことなんですよ。

2012年1月17日 (火)

絶対にはずせない ビジネスコーチングのポイント

僕自身は いわゆる「行動主義」を基本的なセオリーにした コーチングをする人なので (いや、他にあるのか? という疑問もあるけど、、、、)いわゆる、

「無意識に はたらきかける」
「潜在意識を かきかえる」

とか そういうナンセンスなことは やらないし 興味がない。

 
 
 
 

とくに 潜在意識うんたらかんたらって それ「表層意識」と「潜在意識」というものが すでに 「ある」って前提で はなししていますけど そもそも そんなもの無い、完全否定という 学術的立場の人は 星の数ほどいる。

すくなくとも ビジネスの場でコーチングを実践しようとするときには そのようなものを 持ち出す必要はまったくない。
 


 

どこの世界に 心のあり方を変えて ビジネスがうまくいった なんて人がいるんだろうか?

それは 全然ちがっていて 「うまくいく方法をとった から うまくいった」わけで こころが入れかわったから ではないよ。

そういうと うまくいく方法をとるように こころが変わったのではないですか? とか 質問されたりするんだけど これも一見ただしいように見えているんだけど そうじゃないよ。

 
 
 

たとえば 

「いままで 自分がやりたいような仕事のやり方をしていた」

→ 

「上司が 話をして 納得し 新しいやり方にチャレンジするようになった」

 

というのは 上司が話をして 「こころが入れかわった」のではなくて その上司の話の納得性が高く 自分のやり方をかえても 新しいやり方のほうが良いとおもったからだ。
 

つまり 納得のいく話や よいやり方を 上司が提示したので 新しいやり方をやろうとおもっただけで こころが入れかわったわけじゃない。

実際、新しいやり方がそれほど魅力的でなければ 部下は従わなかったはずだよね。

 

 

だから 上司は部下の考えを かえさせるのではなくて、

どんな思考回路で そのやり方が良いとおもっているのか?を知る

そのやり方よりも 新しいやり方のほうが魅力的だとおもえるように話す

とかが必要だよね。

 
 

なんで こころが入れかわったように 新しいやり方をやるようになったのか?というと

上司の話が 部下の過去の経験に てらしあわせてみて 「これはうまくいくかもしれない」とおもわせる 内容であったこと。

それが 実際にうまくいけば 「今後もこの上司の言うことを聞いたほうが良いかもしれない」とおもい 上司のいうことを聞くようになる。

という理由なんだけど その理由が 外から見えないので 「こころが入れかわった」というように見えるんだよね。

 

 

つまり ひとが行動を変えるには 見えないし、隠れているけど ほとんどの場合理由がある。 でも その理由がわからない場合 それに「こころ」とか 「潜在意識」とかのラベルを貼っているに過ぎない。

 

だから コーチングでも 部下の指導でも 重要なのは その人が行動をかえる理由、つまり 「つき動かしている 実際的な欲求(要求)」は何かを 知る必要があるんだよ。

これが ビジネスコーチングで絶対にはずせないポイントなんだよね。

これを 上司でも 部下でも 両方があつかっていく必要がある。

 

 

 

それをあきらかにして それを調整することが コーチングであって あいまいな「ラベル」をあつかうようなことは すくなくとも 再現性がないし なにより 僕がやっている ビジネスコーチングでは もの凄く 非効率だよ。

 

2012年1月 5日 (木)

1/7(土) ことし1発目のラジオONAIR

みなさま あけましておめでとうございます。

さっそく 本年最初の ラジオオンエアーがやってきましたよ。


GOINにMYWAY

1/7(第一 土曜日) 21:30~22:30

ROK ラジオ沖縄(AM 864KHz)

今回は けっこう まじめに コーチング的なことを おはなしします。
 
 


あと 前回のアーカイブスも公開しますね。
 
 
1本あたり 10分程度ですかね? よろしければ聞いてみてください。
 
 

2011年12月 GOINにMYWAY その1
 
 
2011年12月 GOINにMYWAY その2
 
 
2011年12月 GOINにMYWAY その3
 
 

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