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2011年1月24日 (月)

ヤノマミ

 

    ヤノマミ  国分 拓

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表紙や題名をみても 何の本だかさっぱりわからないとおもうので、まず、Amazon の内容紹介と 内容を転載してみたい。

 

内容紹介

 ヤノマミ、それは人間という意味だ。ヤノマミはアマゾン最深部で独自の文化と風習を一万年以上守り続ける民族。シャーマンの祈祷、放埓な性、狩りへの帯 同、衝撃的な出産シーン。150日に及んだ同居生活は、正に打ちのめされる体験の連続。「人間」とは何か、「文明」とは何か。我々の価値観を揺るがす剥き 出し生と死を綴ったルポルタージュ。

 

内容

奥アマゾンで1万年にわたり独自の文化と風習を守り続ける人々、ヤノマミ。150日間におよぶ長期同居生活を綴った、震撼のルポルタージュ。

 

NHKスペシャルなんかで、放送されたものらしいけど、僕は見ていない。

(ちなみに DVDも発売されているみたいだけど 未見)

 

 

とにかく、 驚愕の内容 である。

 

よく、こんなもの放送したもんだ、、、とおもってしまうが、実際の事実だし、なにより もの凄い取材だとおもう。

1万年前の人間の生活が そのまま残っている。

だとすると、 その生活と 現代の僕らの生活を 比較してみれば、「何が文明のコロモをまとった振る舞いなのか?」ということが 立ちどころにわかるはず。

 

 

そうおもって ヤノマミの生活をおっていくわけなんだけど この本を読めば 人間の進化なんて ほとんど進化していないといっていい とおもわせる記述ばかりだ。

 

ヤノマミの理想的な男性はどんな男性か?

それは、「狩りの上手な男」だ。

そう、なぜなら そうすれば家族がしっかりと養えるからだ。

では 理想的な女性は?

「健康でよく働きよく笑う女」だそうだ。

 

なんだ、原始社会からまったく現代まで変わってないじゃないか。

 

 

圧巻は やはり 出産のシーン。

精霊とともに暮らすヤノマミは、出産した直後に その赤ん坊をヤノマミとして育てるのか、精霊としてかえすのか 産んだ母親が決める。

 

精霊としてかえすと母親が判断すれば 自らが手をかけ そしてシロアリの巣におく。

シロアリによって あとかたもなくなったあと 巣をまるごと 焼き払う。

 

 

容赦ない 森の生活の話が ショッキングで 読んでいて息をのむ。

ただ、現代社会では これを自分自身がやらないだけで 実際は医者や、そして業者などの他者が代行しているだけで 本質的には かわらないのではないか?

 

 

いったい何が 文明的な振る舞いで そして 何が原始的考えで そして 僕らは 賢くなったのだろうか? それとも まったく賢くなっていなくて 価値のない1万年だったのだろうか、、、、、 読後にかんがえても 僕はぜんぜんわからなかった。

 

 

今は とても 映像で 本の追体験ができるほどの元気はないけど いずれはDVDも見てみたいとおもう。

なぜなら すでにヤノマミの生活には かなり文明が入り込んできていて いつまで「ヤノマミらしい生活」が 目の当たりにできるのかわからないそうだから。

 

 

 

本来の人間性というものを 多少なりとも 知ってみたいなぁとか おもっている人がいれば 必読の1冊だとおもう。

 

衝撃 間違いなしの 屈指のルポルタージュ。 

読後には おおげさな表現でないことが わかるはず。

 

ヤノマミ [単行本] 国分 拓 (著) 価格: ¥ 1,785

 
 

 

 

 

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