不愉快なおっさんの話
僕も もちろん「おっさん」の領域に入ると自覚していたのだが、かろうじてそうでもないのかもしれない。
でも 僕は自分で自分のことを わりとおっさんだとおもっているので
「おっさんから見た 不愉快なおっさんばなし」
とおもって欲しい。
(なんか この時点であまり読みたくないエントリーだ)
僕は フリーランスのようなかたちで仕事をしているので 上司がいない。
でも かつては 11年以上会社員をしていたので もちろん上司が
いた。
その会社員時代に
「あ~ こういう人って絡みづらいし、あんまり好きじゃないな」
とおもう上司のタイプがいた。
でも それは飲み会だったり、ちょっとくだけた場面でおもうことで
仕事上で嫌悪をするとか 悪い上司だった というのとはちょっ
と違う。
何が好きじゃないか?というと まわりの雰囲気とか話の中で 皆がまじめに話しているのに つまらない(本当につまらない)冗談のようなことをいっ て 茶化してしまう人だ。
その場では その人が一番偉かったり 年上だったりするので とりあえず「ハハハ」という空気が流れたりするんだけど なんとなくみんなが話をもと に戻そうとすると、またそれを茶化したり そうすると それに乗っかって冗談をいう人とかがでてきて 話ができなくなってしまう。
「まぁ あんまり難しい話はやめようぜ」
という感じではなくて 大抵はまじめに話している人たちが馬鹿にされたような空気で場がつつまれて
しまう。
僕はそういう「おっさん」が苦手なのだ。
そういう時間が もったいないし そう思えば苦痛にさえなる。
でも おっさんというのはそういうもので 時々めぐりあってしまうので そういう人もいるんだな ぐらいに思っていた。
なんといっても「会社」だしね。 ある程度は いたしかたない。
会社をやめて 一人で仕事をすることになるんだけど 一人で仕事をするようになった今のほうが 年齢が上の方と、あうことが飛躍的にふえた。
そうすると 不愉快なおっさんに会う機会が増えたかというと、、、、実は ほとんどないのだ。
不思議だな、、、、、 とおもうよりも あまりにもそういうことが減ったので 不愉快なおっさんの存在を そもそも忘れていた。
し
かし、1年に1回ぐらい 不幸にして出会い そして不愉快になるのだが 先日そういう 「不愉快なおっさん」 に 遭遇することになって あんまり不愉快
だったので よく思い返してみると 共通点があることに気づいた。(やっと)
まず 間違いなく 少なくとも僕の経験上は 不愉快な
おっさんは サラリーマンである。
自分で会社をやっていたり、商売やっていたりという人のなかには いない。
(会社辞めたばっかりとかいう人はたまに いますけど)
つまり 完全に内輪のポジショントークなのだとおもう。
そして 2つ目の共通点は 不愉快なおっさんは 自分の主義主張をしない。基本的にいわない。
話すのは せいぜい「昔自分は~こんな 面白い話があって~」で 大抵はつまらないし、話が下手だったりするので つかれる。
自分はどう思うのか? ということは 話さないし 話したとしても 最後の(つまらない)オチの振りでしかない。
3つ目は 実に不愉快な ほめ方をしたり 「本当に勉強になりました。ありがとうございました。」とか 異様にへりくだる。
この3つ目の時点で 可能であれば 僕は名刺をうけとらない。もらっても捨てる。
この3点は ほぼ間違いなく共通点だ。
たぶん これは 単純に その場のはなしの主導権とか そういうのを自分が握りたいだけで まわりのメンバーのことをあんまり気にしていないんだと おもう。
あとは とりあえず 「この場をつくって無難にすごしました」という結果だけが 欲しいので それが 興味深いものであったり 刺激的な場である必
要が ないんだと おもう。
その「場」に 関心がないのだ。
でも やらんといかんので 場をつくっているだけで ただひたすら それだけが ミッションなんだと おもう。
こういうのは 少なくとも 僕にとっては 時間のムダである。
ちょっとまとめると 僕がきらいな 「不愉快なおっさん」 とは
サラリーマン(もしくは元)で、自分は本当はどう思っているのかをいわず 冗談ばなしばかりで 頭をさげてほめたりする
そういう おっさんが 嫌いである。
そういうのに同調する人も老若男女をとわず、好きじゃないかも。
まぁ例によって だからどうした?といわ
れても 結論はないですけ
ど。
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